会議・役員選出について感じたこと
慣れ親しんでるPTAとは違う、地区の自治協議会なる組織の会議に行ってきた。
深く理解はしていないが、簡単に言うとスポーツイベントやレクリエーション大会等を企画して区内の住民同士の交流を深める事が目的の組織である。
当然、初めての場所なので集められた20数名の中に顔見知りなど(ほぼ)いない。(遠くの離れた席に知ってる人が1人いた)
その会議で代表者と数人の役員を選出すると言う事だった。
3日後にPTAの年度初めの会議では、こちらはいわぼ選出させる側、そして今日呼ばれたこの会議では選出される側。
ここ数年PTAではさせる側だった僕が、勝手がわからない組織での役員として選出される側の目線に立って改めて感じた事があったので共有します。
誰が立候補なんかするかー!
こちらがさせる側の時、「出来ればどなたか立候補して頂けると...」とか言ってるけど、される側になって自分がした事といえば
【目を逸らしてダンマリを決め込む】
である。長年させる側をやっていると、なかなか役員が決まらなくて
「早よ決めろよ」
「それぐらいやってくれたら良いのに」
「そんな難しい事しろ言ってる訳ちゃうやん」
「子供達の為やん!無責任な人達だな」
なんて無意識に考えちゃったりしてます。
自分の子供に相手の立場になって考えなさい!なんて言ってるわりには自分は全然出来てない矛盾!
じゃあなぜ僕はダンマリを決め込んだのか?を考えてみた。
①説明不足
そもそも役員の仕事の内容が何をするのかわからないし、説明もよくわからなかった。
よくよく考えてみると別に役員になる事自体が嫌なのではない。説明不足なのだ!誰だって内容良く分からんのに「やります!」とは言わんわな。
慣れてる人・知ってる人が陥りがちなのは、軽く説明すれば誰でも内容の70%位は理解できるやろ!と思ってしまう事。初めての人や、PTAに対して面倒臭いとか負担だとかのマイナスイメージを持ってる人にザックリ説明しても、せいぜい5%位しか理解なんて出来ないと言う事を逆の立場になって気がついた。
結局、その会議でベテランの人に指名されて仕方ねぇなと引き受けたオジさんが放った言葉は
「何するか解らんけど、その都度アレして、コレしてって言うてくれるんやったら引き受けます。」
ちょっと笑った!長々と説明を受けてもよく内容がわかってない。自分だけじゃなかった(笑)嫌だからやりたくないのではなく内容がよく理解できてなくて不安だからやりたくないんだ!
3日後の役員決めの時に僕が意識しようと思ったのは、依頼する相手は小学生なんだ!小学生でも理解出来る位に簡単に噛み砕いた説明をしようと思う。
②固まる古参
本部役員の人達の冗談を交えた内輪ノリが、外野から見るとまったく面白くなかった。ベテランさん同士で楽しそうにガヤガヤやってても「はぁ?」ってなる。
これは本部に悪気もないし、コミュ力のない自分の穿った考えかも知れない。この感覚は学生時代に誘われて行ったライブハウスでファンでもないバンドが内輪しか分からないギャグを飛ばして古参ファンと盛り上がっていた事を思い出した。これはコミュ症でなくても新参者はドン引きである。内輪でウェーイしている所に、なんか楽しそう!仲良くなって仲間に入りた〜い!なんて思わないのが当然だろう。
自分が慣れない場所に来て、役員をえらべと言われたらどのような雰囲気だと入って行きやすいか??これは初日は特に意識しておかなければならない事である。
こちら主催の会議の前に慣れない会議に参加しておいて本当に良かったと思う。
上記2点に気をつけて、3日後の会議に臨みたい!